= JavaDoc風ドキュメント = C#でJavaDoc風のドキュメントを生成したい、つまり、プログラムソースコードにつけたコメントを拾い集め、それを適当にhtml化して閲覧したい。 以下のいずれの方法でも(おそらく)C#のコメントとして「///」から始まるコメントを記述し、それをドキュメント化する。 === Visual C#での設定 === * ソースコードに「///」で開始するXMLのコメントをつける。 * Visual C#のプロジェクトプロパティの「ビルド」タブで、XMLドキュメントファイルにチェックを入れ、出力ファイル名を指定する。 * ビルドする。 これでソースから抜き出されたxmlファイルが生成されるが、そのままではドキュメントにならない。 === Sandcastleのインストールと使い方 === ※2012/8/8現在、この方法は使えない。 C#用の処理系としてNDocがあるが、現在のバージョンには対応していない。 ここではSandcastle使うことにする。以下からSanscastle Help File Builderをダウンロードし、Zipを解凍して中の SandcastleInstaller.exeを実行する。 * http://shfb.codeplex.com/ 実行途中でHtml Help 1 Compiler(.chm生成)をインストールしなければならなくなるが、このありかがリンク切れ(2012/8/8現在)で使えない。 Sandcastle自体の使いかたは以下を参考にする。 * http://d.hatena.ne.jp/abcneet/20110604/1307166476 === NDocについて === NDocはVisual C# 2010には対応しておらず、使えない。 === Doxygenについて === Doxygenの場合、C#のソースコードを直接解析してしまうらしいので、xmlファイルの出力は不要。 以下を参考にする。 * [[http://blacky11.blog79.fc2.com/blog-entry-9.html]] 要するに以下の手順。 * Graphviz、Doxygenをインストールし、 * Doxygenを実行し、一時領域フォルダ、対象ソースフォルダ、出力htmlフォルダやオプションを指定して実行する。 * htmlが生成される。 * 設定をDoxyfileにセーブできるので、次回からはそれを指定すればよい。 Visual C#にDoxyfileを指定し、ビルドの最後に自動的に実行させることもできる模様。 === A HotDocument === 有料製品。4万円ほどする。 * [[http://www.hotdocument.net/]] == 参考 == * http://dobon.net/vb/dotnet/vs/commentwebreport.html