= シリアルポートアクセス =
Javaのシリアルポートアクセスapiとしては以下の種類がある。
* [[http://www.oracle.com/technetwork/java/index-jsp-141752.html|Java Communications API]]<
>
会社が変わってもはやダウンロードできなくなっている。どこからダウンロードすればよいのか不明。
* [[http://users.frii.com/jarvi/rxtx/|RXTX]]<
>
Sun純正のjavacommを使うより、こちらを使った方が良いと思われる。
* [[http://www.sparetimelabs.com/purejavacomm/index.html|purejavacomm]]<
>
上記二つがJNIによるものに対して、こちらはJNAを使用した「pure java」実装のようだ。
== Mac OS Xでのシリアルポートアクセス ==
以下はMac OS X 10.6.8、SRC06-USBを使用してUSB経由でのシリアルポートアクセスを前提とする。
=== ドライバのインストールと確認 ===
この機種はメーカーからはWindows用のドライバしか提供されていないが、チップメーカーからはMac OS X用のドライバが提供されている。
* [[http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm]]
からMac OS X 64bit用のドライバdmgをダウンロードしてインストールする。ケーブルを接続すると、次にアップルメニューから「このMacについて」を選択し、「詳しい情報」を選択する。ハードウェア>USBの中のUSBバスに「USB HS SERIAL CONVERTER」が表示されるはずなので、この内容を表示する。
この中のシリアル番号を確認する。例えば「FTEGEX0P」と表示されている。
=== ポート名の指定 ===
Windows上ではシリアルポート名称は必ずCOM1,COM2等になるが、Mac OS Xはunixなのでunix風の指定になる。上記で確認したシリアル番号が「FTEGEX0P」であれば「/dev/tty.usbserial-FTEGEX0P」を指定する。
その他の、速度、データビット数、ストップビット数、パリティ等はWindowsの場合と同じ。