= ディレクトリ構造 = [[https://github.com/harrah/xsbt/wiki/Getting-Started-Directories]]の訳(2011/10/27時点) ここでは、既にsbtをインストールし、「Hello, World」を表示できたものとするよ。 == ベースディレクトリ == sbt用語の「ベースディレクトリ」とは、プロジェクトを含むディレクトリのことだ。 つまり、hello/build.sbtとhtllo/hw.scalaを含むプロジェクトの場合、helloが君のベースディレクトリ、ということ。 == ソースコード == hello/hw.scalaのように、ソースコードは、プロジェクトのベースディレクトリに置くこともできる。 しかし、リアルなプロジェクトにおいて、ほとんどの人はこんなことはしないだろう。 sbtは、デフォルトではMavenと同じディレクトリ構造を前提とする。 (以下のパスはベースディレクトリ相対であることに注意)。 {{{ src/ main/ resources/ <メインのjarに格納されるべきファイル> scala/ <メインのscalaソース> java/ <メインのjavaソース> test/ resources <テスト用のjarに格納されるべきファイル> scala/ <テスト用scalaソース> java/ <テスト用javaソース> }}} src/下の他のディレクトリは無視される。それに加えて、「隠し」ディレクトリも無視されるよ。 == sbtビルド定義ファイル == 既にプロジェクトベースディレクトリにあるbuild.sbtについては述べた。 他のsbtファイルはprojectサブディレクトリに入れる。 プロジェクトは.scalaファイルを含むことができる。 これは.sbtファイルと結合されて完全なビルド定義をするものだ。 「.scala build definitions」を参照のこと。 {{{ build.sbt project/ Build.scala }}} project/の下に.sbtファイルが存在することもあるが、これはプロジェクトベースディレクトリの.sbtファイルとは異なるものだ。 先に背景となる情報が必要なので、このことについては後で説明するよ。 == プロダクトのビルド == 生成物(compiled classes, packaged jars, managed files, caches, and documentation)は、デフォルトでは、targetディレクトリに書き込まれる。 == バージョンコントロールの設定 == 君の.gitignore(あるいは他のバージョンコントロールシステムでの同じようなファイル)は、以下を含む必要がある。 {{{ target/ }}} 最後の/が必要なことに注意(ディレクトリのみにマッチするようにするため)。そして、最初の/はつけちゃだめだ(project/target/にマッチさせるため)。 次は[[sbt/Getting-Started-Running|sbtの実行]]