Change Hosts + DNS Flusher
Firefoxのアドオンとして動作するHostsファイルの自動変更プログラム。 例えば、example.comの開発環境を手元に置いて開発を行い(このときexample.comは127.0.0.1を指す)、本番環境にインストールしたらexample.comを本番環境のサーバIPにするといったことが即座にできる。
同様のアドオンにSwitchHostsがあるが、Firefox26では正常に動作しなかった。
また、Firefoxとは無関係なアプリとしてもHostsファイル切り替えを行うものが様々あるが、使い勝手は悪いと感じられた。
インストールとセットアップ
次のリンクをクリックすれば、二つのアドオンをインストールすることができる。
再起動後「ノートパッド」のようなアイコンが右上に現れるので、それをクリックするとChange Hostsのダイアログが表示される。
まずは、ホストファイルのルートフォルダを決めろと言われる。 これは複数の異なるホストファイルを貯めておくところで、状況によってそのうちの一つを選択しWindowsのHostsファイルを上書きすることになる。 これは、適当に「C:\ChangeHosts」などでよい。
hostsファイルの切り替え
次に、ダイアログ上部の「ノートパッド」のようなアイコンをクリックすると、登録されているhostsファイルの一覧が表示されるのだが、最初は何も無い。 Change Hosts自体にもhostsファイルを編集する機能があるのだが、これは必要無い。
単純に、Change Hostsの機能としては「C:\ChangeHostsの中にあるhostsファイルのいずれかを選択し、それをWindowsのhostsファイルに上書きする」というのがキモであるので、それを利用すればよい。
したがって、まずは手作業でC:\ChangeHostsの中に好きなhostsファイルを作成する。これは自由な名称+「.hosts」という拡張子になる。例えば、
- - example.com開発用.hosts - 通常用.hosts
といった具合である。これらのhostsファイルを作成した後に、先ほどのChange Hostsのダイアログを開くと、それらが一覧になっている。
あとは、いずれかのhostsファイルを選択して「Change」ボタンをクリックすればよい。
hostsファイルの変更は即座に反映される。例えば、ブラウザ上でhttp://example.comを表示しておき、開発環境用のhosts、本番環境用のhostsを切り替えてみると、ブラウザのリロードをする必要もなく、変更が反映されることがわかる。