ownCloud
サーバのインストール
参考にあるように
- owncloudをインストール
- https,mysqlを動作させる。
- mysqlデータベースを作成する。
- web画面にアクセスして管理者を作成し、データベース種類、DBユーザ名・パスワードを設定する。
このとき、owncloudのウェブサイトはデフォルトで/var/www/html/owncloudにあり、特にその中のdataディレクトリにデータが格納されている。 mysqlデータベースにはデータは格納されないらしい。
apacheの設定ファイルは/etc/httpd/conf.d/owncloud.confとして作成されている。
簡単にURLを変更する方法
- /var/www/html/owncloud/config/config.phpの中のdatadirectoryを変更する
- /var/www/html/owncloudの名称を変更する。
- /etc/httpd/conf.d/owncloud.confの中のディレクトリ名称を変更する
クライアントのインストール
windows用クライアントのインストール
からwindows用デスクトップクライアントをダウンロードし、インストールするだけ、設定等はdropboxとほとんど同じ、フォルダ・サブフォルダごとの同期も可能。
linux用クライアントのインストール
にlinuxの場合のインストール方法が示されている。後は単にowncloudコマンドを起動すれば、必要なアカウント情報・保存用ディレクトリ等を指定した後に同期が始まる。
ただし、このコマンドは特にデーモンではなく、停止すると同期も停止してしまう。起動中には、タスクバーにアイコンがあるので、これを右クリックすることにより様々な設定が可能。 デフォルトで「システム起動時に起動する」となっているので、リブートすれば自動起動する。
ユーザとグループと共有
ユーザとグループとグループ管理者
管理画面にてユーザを複数作成可能で、基本的にはユーザごとに別々のデータ領域が用いられ、(何もしなければ)それらは共有されることはない。 例えば、admin,userといったユーザを作成すると、そのデータ領域はそれぞれ
- /var/www/html/owncloud/data/admin
- /var/www/html/owncloud/data/user
となっている。
グループは当然のことながら、複数のユーザをまとめたもの。一つのユーザが複数のグループに所属することも可能。また、adminというグループに属させると、そのユーザは管理者権限を持つことになる。
さらに、グループ管理者という概念がある。あるユーザを「グループ管理者」とすると、そのユーザはそのグループのユーザを作成・編集可能になる。
共有
あるユーザAがあるフォルダを作成したとしても、何もしなければそのフォルダは他のユーザは利用できない。これを行うには「共有」という方法をとるが、その方法としては
- 特定のユーザを指定して共有する方法
- 特定のグループを指定して共有する方法
の二つがある。当然のことながら、グループに共有させると、そのグループ内のすべてのユーザがそれを利用できるようになる模様。
TIP
ユーザ新規作成時のdocument,music,photoフォルダの自動生成をやめさせる
/var/www/html/owncloud/core/skeletonディレクトリを削除するか空にする。windowsクライアントのメッセージを他言語にする
http://forum.owncloud.org/viewtopic.php?f=14&t=3716