Trac
Windowsな人はTrac Lightnningを使用すると簡単にTracの設定と利用ができる。 ここでは、CentOSにてTracを利用するための設定の一例を示す。前提条件としては以下。
- 社内の人間しか使用しないので、プロジェクトごとにアクセス可能なユーザを変える必要はない。全員が全プロジェクトにアクセス可能とする。プロジェクトを追加すれば、それも全員が自動的にアクセス可能となる。
- apacheとの連携は行わず、tracdを使用する。
- 社内あるいはVPNを介した社外サーバにtracを置くので、最も簡単な認証方法でよい。
Tracの設定
CentOSにてyum installで必要なパッケージをインストールする。
/var/trac
というディレクトリを作成し、各プロジェクトはその下に作成する。つまり、
trac-admin /var/trac/projectA initenv
などとしてプロジェクトを作成する。
BASIC認証用のファイルを作成。
htpasswd -c /var/trac/.htpasswd personA htpasswd /var/trac/.htpasswd personB htpasswd /var/trac/.htpasswd personC
などとする。
次に、管理者の権限を上のユーザに与える。
trac-admin * permission add personA TRAC-ADMIN
最後にtracdを起動する。
tracd -p 8080 --basic-auth *,/var/trac/.htpasswd,cm55.com -e /var/trac