メモリテスト
Linuxに限らずWindowsマシンでもメモリテストにはmemtest86+というソフトを使うのが定番らしい。 memtest86+専用のブートFDやらCDROMやらを作成するという方法があちこちに記載されているが、Linuxの場合は以下のいずれかの方法で使うことができる。
- LiveCDから使う。
- 少なくともきちんと起動するLinuxボックスで使う。
Linux上では、grub.confに起動登録をしておいて、起動画面での起動OS選択においてOSの変わりにmemtest86+を起動するという方法が使えるため、 わざわざ特別にmemtest86+用の起動ディスクを用意する必要はない。具体的には以下の通り。
- memtest86+がインストールされていなければインストールする(「yum install memtest86+」でインストールできる)。
- /usr/sbin/memtest-setupを実行する。これでgrub.confのOS選択肢としてmemtest86+が追加される。
- マシンをリブートし、OS選択画面でmemtest86+を選択する。
※1:サルベージで使用したFedora 16のLiveCDではうまく動作しなかった。このバージョンではgrub2という新しいgrubシステムが使用されており、memtest86+をそれに対応していない模様。
※2:BIOSのメモリチェックをパスしてしまうメモリでも、memtest86+でエラーは検出される。