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ant/Eclipse

antをEclipse上で使う場合のTIPS

Class not found: org.eclipse.jdt.core.JDTCompilerAdapterの問題

そのままantを実行しようとすると、

.... build.xml:XX: Class not found: org.eclipse.jdt.core.JDTCompilerAdapter

というエラーになることがある。

この場合は「外部ツールダイアログ」を開き、

external-tool.png

「JRE」タブにて「ワークスペースと同じJREで実行」を選択する。

antの使うコンパイラの指定

Antで利用するjavacとして、JDK標準のjavacを使うと都合が悪い場合がある。Eclipseが内臓するコンパイラとは、警告やエラーの出し方が異なるため(特にEclipse内臓コンパイラではエラーとならないのに、標準javacではエラーとなる場合あり - 詳細は未調査)、Ant内で使うコンパイラもEclipse内臓のものにしたい。

これには、ant実行時に「build.compiler」プロパティを「org.eclipse.jdt.core.JDTCompilerAdapter」に設定すればよい。設定の仕方には複数ある。

そのEclipseで実行するすべてのAntに一律に適用する方法

Eclipseの「ウインドウ/設定」メニューを開き、「Ant/ランタイム」の「プロパティ」タブをクリックする。 ここには既に「eclipse.home」「eclipse.running」というプロパティが設定されているはずである。 「プロパティの追加」をクリックし、上記の値を指定する。

個々のbuild.xmlにて指定する方法

build.xml内に以下を挿入する。

<?xml version="1.0"?>
<project default="all">
  <property name="build.compiler"
    value="org.eclipse.jdt.core.JDTCompilerAdapter"/>
  ....

javadoc, jarsigner等のタスクが実行できない

Windowsの環境変数Pathをセットし、インストール済みのJDKのbinフォルダを指すようにする。 ただし、Vistaでは環境変数を設定してもただちには反映されない。ログオフかWindows再起動が必要と思われる。