Revision 2 as of 2016-12-21 23:25:10

Clear message
Locked History Actions

proguard/Options

オプション

proguardは、難読化だけではなく、黙っていると最高度の最適化をしてしまい、意図しないコードを生成し、結果動作しなくなってしまう。 しかも、どのように変更されるのか調査するのが面倒なため、オプションを調整しながら、どのように最適化・難読化されたのかを確認しづらい。 以下では、「難読化」という目的を果たしつつ、「動かない」というトラブルに巻き込まれないための最低限のオプション(あるいは事前のコード変更)について述べる。

以下はbuild.gradleに記述する例。

必須オプション

dontshrink
dontoptimize

これは必須。苦労したくなければ指定した方がよい。少なくとも最初の段階では絶対に指定しておくべき。

エントリポイント

Javaのエントリポイントを保護する。これが無いと当然実行できなくなるのだが、指定しないとproguardはお構い無しに名前変更してしまう。

  keep 'public class sample.AppMain { \
    public static void main(java.lang.String[]); \
  }'