Eclipseプロジェクト生成プラグイン
Eclipseプロジェクト生成用プラグインとしては二種類ある(おそらく)。
後者の方が新しい、後者の作者のブログによると、http://hseeberger.wordpress.com/2011/03/31/sbt-eclipse-integration/、最初はSbtEclipsifyにcontributeするつもりだったが、機能が低いので新しく始めることにしたとのことのようだ。
※両者とも「eclipse用のプラグイン」ではない。あくまでも「sbtのプラグイン」であり、sbtを使用してeclipse用の設定ファイルを自動生成する、といったもののようである。
以下ではsbteclipseを使ってみる。
プロジェクトの作成
通常のeclipseプロジェクトの作成方法とは異なり、手順は次のようになる。
- sbtのプラグインとして(eclipseのプラグインとして、ではない)sbteclipseをロードさせるように設定する。
- DOS窓(あるいはシェルにて)sbtコマンドでeclipse用のプロジェクトを作成する。
- eclipseにてそのプロジェクトをインポートする。
sbtのプラグインとしてsbteclipseをロードさせるように設定
sbtのプラグイン設定としては、ローカルなやり方とグローバルなやり方があるが、ここではグローバルな設定を行う。 これにより、複数のプロジェクトで設定を共有できる。
ユーザホーム\.sbt\plugins\build.sbtというファイルを作成し、その中に
resolvers += Classpaths.typesafeResolver addSbtPlugin("com.typesafe.sbteclipse" % "sbteclipse" % "1.4.0")
と記述しておく。数字はバージョンによって異なる可能性あり。
DOS窓(あるいはシェルにて)sbtコマンドでeclipse用のプロジェクトを作成
DOS窓を開き、適当なディレクトリを作成して、そこに移り、sbtコマンドを実行する。上記のプラグイン設定が認識されていれば、自動的にsbteclipseがダウンロードされるはず。 次に、「eclipse create-src」と入力することで、eclipseプロジェクト用のディレクトリ等が作成される。
※もし上記プラグイン設定が認識されていない場合は「eclipseコマンドなど知らないよ」といったエラーになる。
eclipseにてプロジェクトをインポートする
eclipseを起動して、そのプロジェクトをインポートする。