Scala
Scalaの文法メモ
Scalaには組み込みの構文というものがほとんどなく、Javaのそれにあたるものがほとんど「メソッド呼び出し」で実現されている。 「構文」の見かけをもったものが、実際はメソッド呼び出しに変換されている。
配列へのアクセスが実はメソッド呼び出し
var array = Array(1, 2, 3); println(array(0));
は、実際には以下のめようなメソッド呼び出し
println(array.apply(0));
配列への代入も実はメソッド呼び出し
array(0) = 1234; // は以下のメソッド呼び出し array.update(0, 1234);
演算子も実はメソッド呼び出し
var a = 1 + 3; // は以下のメソッド呼び出し var a = (1).+(3) // ※以下にしてしまうと、「1.」の「+」メソッドを呼び出すことになってしまう。 var a = 1.+(3)
二項タプルの作成もメソッド呼び出し
var a = 1 -> "abc"; var b = (1).->("abc"); var c = (1, "abc"); println(a == b); println(a == c);
Scalaプラグイン
Netbeansプラグイン
7.0
netbeans7.0では下に記述した6.9用のプラグインはインストールできない (少なくともすんなりとはインストールできない)。 7.0用はなぜか以下にある。インストールは6.9用と全く同じ
* http://plugins.netbeans.org/plugin/36598/scala-2-8-x-for-netbeans-7-0
6.9
現在(2010/9)の時点ではnetbeansのプラグインが最も出来が良いと思われる。以下手順を示す。
- あらかじめJava及びScalaはダウンロード・インストールされているものとする。
http://netbeans.org/downloads/index.htmlからnetbeans6.9.1をダウンロード・インストール
http://sourceforge.net/projects/erlybird/files/からnb-scala-6.9v1.1.0.zipをダウンロードして展開する。
- netbeansを起動し、「ツール/プラグイン」メニューを実行。「ダウンロード済み」タブの「プラグインの追加」をクリックし、先のプラグイン展開ファイル(13個)をすべて選択して「開く」。
下の「インストール」ボタンを押す。
※http://wiki.netbeans.org/Scala68v1にはnetbeans6.8の記述となっているが、現在は6.9にて使用できる模様。
使い方
- 「ファイル/新規プロジェクト」を実行して、「プロジェクトを選択」から「Scala」を選択する。