WordPressのマルチドメイン構築メモ
参考サイト
メモ
WordPressで複数の独自ドメインのサイトをサポートする。いろいろなインストールは上記サイトを参照のこと。
サイトの追加
「サイト＞新規追加」メニューで「新規サイトを追加」画面を表示する。以下を入力する
- サイトのアドレス
- サイトのタイトル
- 管理者メールアドレス
ここで入力するサイトのアドレスは、「サブディレクトリ型」のマルチサイト用の「サブディレクトリ名称」となるようだ。 ここではとりあえずtestsiteと入力してみると、作成されたサイトでは、 パスが「/testsite/」、ユーザが「testsite」になっている。
※後で独自ドメインを指定し、パスを変更するので、ここではこれで問題ない。
サイト設定の確認
サイト一覧で、今作成したサイトの行にマウスを置いてみると、メニューが表示される。
「ダッシュボード」を選択すると、「http://www.example.com/testsite/wp-domain」というURLが表示され、サブディレクトリ型のサイト「testsite」の管理画面が表示される。
「編集」を選択すると、たしかにドメインは「http://www.example.com」、パスは「/testsite/」となっている。「siteurlとhomeも更新する」の意味は不明。（「編集」は、画面一番上のサイト名にマウスをホバーすると表示されるメニューのなかにある）。
「表示」を選択すると、「http://www.example.com/testsite/」というURLで外部向けサイトそのものが表示される。
なお、「編集」選択時のURLの最後の「id=?」が、このサイトのIDを示している。おそらく、内部的なデータはこのサイトIDで管理されており、パス等は自由に変更できるようだ。
そのため、編集画面でパスを「/sample/」に変更すると、先のダッシュボード、表示のURLも、「http://www.example.com/sample/wp-domain」「http://www.example.com/sample/」と変化する。
ドメインの割り当て
「設定>Domains」の「New Domain」で、Site ID,Domainを入力する。Site IDは当然、先に現れたサイトID。
Primaryの意味は以下のとおり、一つのサイト（つまりSite ID）について、複数のドメインを割り当てることができるが、Primary以外のドメインはPrimaryのドメインに転送されるようにすることができる。例えば、
- www.foobar.com： Primary ON
- foobar.com: Primary OFF
という二つのドメインを同じSite IDで登録し、www.foobar.comにアクセスすると、URLはwww.foobar.comのままだが、foobar.comにアクセスすると、URLはwww.foobar.comに変更される（つまり、転送される）。
サイト情報の変更
ドメインの割り当てを行ったので、サイト情報を変更する。「サイト>All Sites」メニューの「情報」タブからサイト情報の編集を行う。
編集前の状態としては、
- パス：/sample/
となっているので、これを
- パス：/
とする。
「siteurlとhomeも更新する」はドメイン設定と共にこれらの設定（後述）を書き換えるもののようである。
サイト設定の意味
上の画面には、「情報」タブのほかに「設定」タブというものがあり、この中のsiteurlとhomeという設定は特に重要、とマニュアルにはある （http://codex.wordpress.org/Changing_The_Site_URL）。
上記の設定の場合、おそらく二つとも「http://www.foobar.com/」にしておくのが無難。